口内炎は口の中の粘膜に起こる炎症です。唇やのどにできることもありますが、これらをまとめて「口内炎」といいます。ほとんどの口内炎は1度に1~2個できて、だいたい1~2週間で治ります。口内炎には主に次の3つの種類があります。
表面が白っぽくくぼみがあって、周りが赤い色になる円形(楕円形)のできものです。大きさは直径5ミリくらいです。栄養の偏りやストレス、寝不足や抵抗力の低下、お口の中にすむ細菌などが原因と言われていますが、はっきりと特定するのは難しいです。
食べ物を食べているときに、自分の歯や入れ歯などで口の中を噛んでしまった時にできる炎症です。やけどなどでできる炎症も、このカタル性口内炎に含まれます。炎症部分を見ると、赤くただれています。
カタル性口内炎が進行すると潰瘍性口内炎となります。炎症部分の粘膜が深くえぐれたように見え、口臭や出血、痛みなどの症状が出ます。舌で触れるだけで激痛が出るケースもあり、食事するだけで痛みが出ることもあります。
ほとんどの口内炎は1~2週間で自然に治りますが、痛みの症状を伴うので、できるだけ予防するほうが望ましいです。
口内炎の予防方法は、食後や寝る前に歯みがきをしましょう。かたい歯ブラシで歯ぐきやほほの内側などを傷つけないように気を付けてください。また、定期的に歯科医院で歯のクリーニングをして、お口の中の細菌の数を減らしておくのも大切です。
早寝早起き、軽い運動などをして、規則正しい生活を送ってください。また、ストレスをためない工夫も必要です。
特に、ビタミンB群やビタミンCを多くとるように心がけましょう。
よく口の中や舌を噛んでしまう方は、歯並びやかみ合わせを良くすると、噛まずにごはんが食べられるようになるケースがあります。入れ歯を入れていて口の中を噛んでしまう場合は、入れ歯が合っていない可能性もあります。一度、歯科医院でチェックを受けてみてください。
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