レーザー導入に至った想い
痛みもないのに歯を大きく削って神経を取ることに抵抗がある方、どうぞお読み下さい。
日々治療を行っていて、患者さんのレントゲン写真を見ますと、神経のない歯(根の治療を受けた歯)が多いことに驚きます。きちんと治療をしてあるのに、根の先に病巣ができてしまう方がいれば、反対に、ほどほどの治療であるのに根の先は綺麗で、全く不快症状のない方もみえます。これはその方の『免疫力』が大きく関係しています。
『免疫力』は、疲れたときや、甘いものをたくさん食べたときに大きく下がると言われています。免疫力は大切ですが、免疫力が高くても低くても、歯科治療ではできるだけ好結果が出ると良いなと思っています。侵襲が大きいほど免疫力が低下しやすくなるので、やはり、できるだけ神経を残す治療(温存)が望ましいと想います。当院では、できるだけ神経をとらずに、神経を残して差し上げたいと切に思っています。
私(院長 竹中)が以前参加した歯科治療の勉強会で、「ストリークレーザーで治療すると神経を残せる確率が高くなる」と聞きました。予約して1年半、待ちに待ってストリークレーザーを導入し、エルビウムヤグレーザーと併用しながら診療させていただいているのですが、従前の治療と比べて、明らかに神経を残せるようになってきました。
今までなら神経をとらなければならなかった歯の神経を残せて、メーカーの努力もあってレーザーを新型に随時拡張し、私も麻酔が少なく、or全く麻酔無しで治療できるようになって、患者様にとっても楽に治療ができるようになりました。
歴史でいうと、江戸幕府が崩壊して大政奉還がなされ今までの武士社会から一変して、明治維新になり文明開化が起こり、色んな葛藤を経て現在に至る過程と似ていると思います。
ズキズキと痛い歯は、やはり神経をとらざるを得ないことが多いですが、『痛みがないのに「神経をとらなければならない」と言われた歯』は、当院ではかなりの確率で神経を残すことができています。どうぞ諦めることなくご相談くださいませ。
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