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愛知県一宮市北今字再鳥3-11
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金属アレルギー

認定書

■メタルフリー学会との出会い

長年歯科治療をしていて思うことは、やはり歯は削らない方が長持ちするんだなということです。治療をしていますと、「むし歯が再発しないように、歯が長持ちするようにこういう治療をしてあげたい」と思うことが多々あります。しかしながら、そういった治療は保険外の場合もあります。

日本の保険で認められている治療というのは制限が大きく、例えばむし歯治療に関して言えば、「今むし歯になっているところがなくなって修復されれば良い」というのが基本方針となっています。それのどこに問題があるの?と思われるかもしれませんが、まず、保険で使える銀歯は歯とくっつきません。くっつかないので、健康な歯質まで必要以上に大きく削り取って、接着面を大きくすることで取れにくくしているのです。

しかも、歯ときちんとくっついているわけではないので、すき間からむし歯菌が入り込んで銀歯の下でむし歯が再発したり、保険銀歯がかたすぎて歯が割れることもあります。
保険銀歯の患者さんの再治療をするたびに、患者さんの歯が徐々に悪くなっていきやすい保険銀歯に疑問を抱くようになっていきました。

しかしながら、患者さんに「保険治療の範囲で行ってください」と言われると、我々歯科医は決められたことしか行えませんし、決められたこと以外はおこなってはいけないというルールがあります。患者さんのご要望があれば、今でも保険銀歯を入れることがあります。数年後に自分の入れたかぶせ物の隙間から虫歯になってしまい、あるいは歯が割れてしまうという残念な結果も目撃してきました。健康な部分までたくさん歯を削れば悪くなっていくのが当たり前です。歯は、爪や髪の毛のように、また生えてくることはありません。二度と戻ってこないのです。

私の学生時代、歯科治療の基礎の基礎を習ったときには、保険での金属修復がほとんどだったので、金属が取れないようにするためにどのように削ったらよいのかを学びました。

メタルフリーこんなに削ってしまってもいいのかなと思いながらも、インストラクターのハンコをもらわないと卒業できないので、言われた通りに行っていました。それからしばらくの間は金属修復だけが歯科治療のほとんどでしたが、きたいま歯科では平成17年前後に、金属を使わないメタルフリーの材料で修復し始めました。

メタルフリーの素材は、歯の削り方も、着け方もこれまでの金属用のものとは全く違います。保険銀歯と同じように歯を削り、着けようとしても、すぐにとれたり、割れたりしてしまうので、大変に苦心しました。その時に偶然私の師匠、矢澤一浩先生(元日本顎咬合学会会長)の論文を目にしました。

矢澤先生は当時のアメリカの最新歯科治療(金属修復、かみ合わせの理論)を日本に持ち込んだPKトーマスの先生の弟子で、アメリカの南カリフォルニア大学まで教えを乞いに行っておりました。矢澤先生の白衣には胸ポケットにU・C・L・A(南カリフォルニア大学)と印字されていました。(昭和30年、40年当時は、技術的な問題と材料が手に入りにくいという問題のために、金属修復が日本ではなかなか行えない時代だったので、金属修復はとても画期的なことだったそうです。)

その矢澤先生が、メタルフリーのことを対談形式で述べられていました。とても分かりやすく『あの矢澤先生もメタルフリーの治療を行っているんだ』と思い、もう一度勉強し直そうと決意を新たにしました。猛勉強の末、今ではメタルフリー素材でも、取れにくい、割れにくい治療が行えるようになりました。

この時期に、いつも私自身では気づくことがない部分にまで懇切丁寧に、時には厳しく指摘くださる方に、メタルフリー学会のことを教えていただきました。今は便利な世の中で、「メタルフリー」と検索すればすぐに出てきます。

■メタルフリー学会とは

メタルフリー学会は、修復治療だけでなく、金属アレルギーのことまで幅広く診療している先生が大勢いらっしゃる学会です。私も金属アレルギーの患者さんが来院されたのをきっかけに、金属アレルギーの治療に本格的に取り組むようになっていたのでとても参考になる学会でした。(当院の治療例は≫こちら≪から

日本では、むし歯になったら金属で修復、というのが一般的な時代が長かったので、お口の中には数多くの金属が入っている方がほとんどです。特に最近になり、きたいま歯科では金属アレルギーに悩む患者さんが多く来院されるようになってきました。このような経緯から、身体の健康と見た目の美しさが両立できる可能性を持つメタルフリー素材について積極的に学び、研鑽している「メタルフリー学会」に入会しました。

学会ではまだ会員数は多くないですが、これからはメタルフリー治療は必須になってくると思われ、若い先生が多く入会される傾向にあります。自分の子供たちのようで、ちょっと恥ずかしいと思うことも間々ありますが、負けずに日々研鑽を重ねています。

■メタルフリー学会に参加して感じたこと

学会に参加して強く思うのは、医科歯科連携しないと金属アレルギーの方を救うことは難しいなということです。

きたいま歯科に金属アレルギーで悩んで来院される方のほとんどが、「数件の皮膚科さんに通院したのに改善がみられないので、自分で調べてきたいま歯科に来ました」という方が多いです。金属アレルギーだった私の父も同じでしたが、どの皮膚科さんでも同じ薬を処方されるので、薬がたまるだけで症状の改善は少ない方が多いと聞きます。

メタルフリー学会で知ったことの一つは、医師の方々も、患者さんにどこの歯科医院で金属を外してもらったらいいのか分からず苦心しておられるということです。コンビニより多いと揶揄される歯科医院ですので、当然のことと思います。歯医者さんによっては、保険金属で充分、とお考えの方もいますし、金属を外してほしいと言っても、渋い顔をされることもあるようです。

メタルフリー学会で認定医を取得すれば、医師の方ともお話しする機会があり、金属アレルギーの患者さんを救いたいという志を共にする先生と、医科歯科連携の治療ができる可能性が高くなると思います。

医科に通院しているだけでは、なかなか良くならない方が多いです。もちろん歯科だけで良くなるということも少ないです。私自身、肩書などあまり重んじる方ではありません。目の前の患者さんが良くなれば、歯科医師の経験の多さ少なさもあまり関係ないと思っています。

しかし、医師の方々が、どの歯科医院で診てもらっていいのか分からないという話を聞き、認定医を取得することで結果的に金属アレルギーから解放される患者さんが増えるのであればと思い、認定医を取得しようと決意しました。

認定医というのは、書類を申請をすれば通るものではなく、規定の回数の講習会・学会に参加するなどのハードルをクリアして、2015年12月に認定医試験に臨みました。

試験勉強をしている最中は、この年になって勉強とは…と思いましたが、目の前の患者さんが良くなるためと自分に言い聞かせて、回転の悪くなった脳みそに「喝!」を入れて頑張りました。試験当日は寒い雨が体にこたえる東京で行われたのですが、不思議と自分以外は皆賢く見えて、試験開始まで必死に勉強している姿が、逆にプレッシャーになりましたが、何とか面接もクリアして無事合格に至りました。

■メタルフリー学会認定医取得後のこれからの生かし方

認定医は取得するためにあるのではなく、その資格を今後どのように生かしていくのかが大切だと思っています。

メタルフリーの材料も、接着剤も進化しています。パソコンや家電などと同じように半年に一度くらいの割合でバージョンアップされます。歯科治療の現場(臨床)に生きる者として、どれが最も良いのか検証して取捨選択しないといけませんが、本音を言えばちょっと流れが早すぎるのかなとも思っています。

今までは難治性の疾患も解明される確率が高くなってきましたが、まだ分からないことも多くあります。成書(金属アレルギーの専門書)や講習会などで学ぶことも大切ですが、目の前の患者さんの症状が師匠と思っています。その症状に対して、いかに良くしていくか、ただやみくもに金属を外せば良いわけでは実はないので、その過程に大きな意味があると思っています。その過程が正しければ症状は軽快してくるはずです。

その過程を知るために、きたいま歯科では写真を多く撮らせてもらっています
学会発表のためだけではなく、なかなか良くならない金属アレルギーの患者さんが通院されている他の歯科医師にお見せして、「この患者さんは、こういった治療法で良くなるのではないか」と、一人でも多くの金属アレルギーの方が改善するようにご提示させていただくこともあります。もちろん、決して個人情報が漏れないようにしておりますのでご安心ください。同じように苦しんでいる患者さんのためと思ってご理解いただけると嬉しいです。

また、どの歯科医院に行ったら金属アレルギーが改善するのかと迷われている方も多いと聞きます。そのために治療後に「患者さんのお声」ということで簡単なアンケートにもお答えいただくこともあると思いますが、同じ悩みをお持ちの患者さんを助けるためと思いお答えいただけるとありがたいです。

下の写真の患者さんは、数年来お医者さんに通院されたのですが、一向に良くならず、鍼灸師さんに金属除去を勧められて当院を受診されました。

まだ金属を除去して仮の詰め物にした段階ですが、写真のように皮膚の改善がみられてかなり楽になったとのことです。皮膚の改善だけでなく、金属を外したことにより体も軽くなったと喜ばれておりました。 

メタルフリーにした患者さんの治療経過
(ハイブリッドインレー2.5万円×2か所/税別、CR4か所は保険)

当院には、「皮膚の症状を改善したい」ということで金属アレルギーの治療を受けられた患者さんが、金属を外すことで、肩の凝りが少なくなって体が軽くなったと言っていただける方も多いです。

これからも研鑽を重ね、新しい情報や治療の実績、経過など、患者さんのお役に立つ色々な情報を発信していきます。お口の金属のこと、皮膚の症状、アレルギーのことなど、ご質問やご相談があれば、遠慮なくお聞きください。患者さんのアレルギーが改善する事を心より願っています。

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医院名 きたいま歯科
住所 〒494-0004 愛知県一宮市北今字再鳥3-11 アクセスマップ・地図
電話 0586-62-2497 ※お昼休みの間も対応可能です

*ご質問・ご相談は「無料メール相談」にて受け付けております。

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