歯の根の治療に安全な薬剤を使用｜愛知県一宮市の歯医者｜できるだけ痛くない治療｜きたいま歯科医院

歯医者さん特有のあのニオイが苦手、という方は多いと思います。あのニオイの正体は、歯の根っこの治療に使う薬剤です。 歯の根の治療をするときには、根の中をきれいに除菌・洗浄しないと、根っこの中に入り込んだバイキンが繁殖して、腫れたり、痛みがおさまらないなどの問題が起きます。

除菌・洗浄のために、一般の歯医者さんでは次亜塩素酸溶液を使うのですが、

●お口の中に溶液がつくと、ただれて涙が出るほど痛くなる
●服につくと、漂白されて色落ちし、白い斑点のようになる
●溶液がお口の中に残っていると、金属（保険銀歯の土台や保険のつめ物・かぶせ物）がさびる
●紫外線や高温に弱く、ふたを少し開けたままにしておいただけで除菌・洗浄の効力が失われてしまう

など、安全性や効力に問題があります。

大多数の歯医者さんは、そのことを疑問に思わずに今も昔ながらのやり方で治療を行なっているようですが、数年前、岡山大学薬学部にて（歯学部ではありませんよ）高い除菌・洗浄力を保ったまま、人体に安全な溶液が開発されました！

当院では、その溶液を使って歯の根の治療を行なっています。 その除菌溶液は、除菌効果の高い次亜塩素酸ナトリウムが元になっていますが、ph調整されているので、人の肌と同じ弱酸性で人体に非常に優しく、食品の洗浄にも使えるほど安全です。あの歯科医院特有のニオイもありません！

この除菌溶液で痛がる患者さんもみえませんし、根っこもキレイになって予後も良いです。この薬剤は除菌効果が高い上に安全で、患者さんに安心して使用することができます。漫然と旧来の薬剤を使用し続けてこなくて良かったと、心から思います。

私は、安全性と効果を天秤にかけることはしたくありませんし、「これまで使ってきた薬剤でいいじゃないか」と思考停止に陥って、学びを放棄するような、歯科医都合の治療は行いたくありません。患者さんに最善の治療を提供できるよう、安全性と効果が両立する治療法、薬剤を学び続け、これからも取り入れてまいります。

医療者としてのちょっとしたこだわりにすぎないかもしれませんが、この小さな積み重ねこそが、患者さんの体を本当に良くする歯科治療へとつながっていると確信し、日々患者さんの治療に当たらせていただいています。

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