金属アレルギーでお困りの方へ|愛知県一宮市の歯医者|できるだけ痛くない治療|きたいま歯科医院

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金属アレルギーでお困りの方へ

当院は、金属アレルギーの方にも多くご来院いただいておりますが、金属アレルギー専門の歯科医院ではなく、虫歯・歯周病・入れ歯などの一般歯科治療も行なっております。詳しくは、当ホームページをご覧ください。

※きちんと対応させていただくため、金属アレルギー治療のご予約は毎月8名様までとさせていただいております。

歯科金属アレルギー

最近テレビ新聞雑誌などで、アレルギーのことが取り上げられる回数が多くなってきています。その中の一つに歯科金属アレルギーも含まれています。 
私が歯学部の学生のころ(20年以上前になりますが)は、ほとんど聞いたことがなく、講義で歯科金属が原因でアレルギーになることがあるかもしれないということをほんの少しだけ聞いたことがあるぐらいです。

一般的に言われている金属アレルギーは、ネックレス、イヤリングやピアスをつけた時にかぶれたり、かゆくなったりすることを思い浮かべられると思います。金属自体は体にとって必要な物でありますし、金属単体では悪さはしません。

しかし、汗や唾液などで反応することによって金属が微量ながら溶けだします(このことをイオン化と言います)そのイオン化した金属が体内に取り込まれ、取り込まれた金属イオンは体内のタンパク質と結合します。このタンパク質とくっついた物質が私たちの体内で微量ながらたまり続け、「これは自分の体と違うものである」と体が認識して、その許容範囲を超えた時点で、一気にアレルギー反応を起こし、皮膚や粘膜に異常をきたしていきます。これが金属アレルギーの特徴です。症状はすぐには現れなくて、許容範囲を超えてから発症するので、遅延型アレルギーとも言われています。よく似たタイプが花粉症ですね。

歯科金属アレルギー故に、「お口の中に金属が入っていても、今は、何の症状もない」という方でも、数年後に、「ある日突然発症する」ということが、起こりえますよね。

日本人の大体3割ぐらいの方が歯科金属アレルギーいうことですが、潜在的にはもっと多いのかもしれません。 

皮膚科に通院していても、難治性と言われる方が多いと聞きます。ひょっとしたら、そのうちのほんの数パーセントかもしれませんが、歯科金属アレルギーの方かもしれません。

私が、本当に歯科金属が原因でアレルギーが発症するということが実感できたのが、きたいま歯科開業後、歯科の営業マンが右下に一本だけ銀歯が入っており、その銀歯を入れてから正座が出来なくなったといいわれ、外してメタルフリーにして、1か月ぐらいで正座が出来るようになったという事例を体験してからです。

その時と同じぐらいに私の父親が、手の荒れで苦しんでいて、数件の皮膚科に通院したのですが、どの皮膚科に行っても同じ診断で同じ薬を処方され、半ばあきらめ気味の時に「ひょっとしたら、下の歯の銀のかぶせ物が原因で手が荒れているかもしれないので、銀歯を外してもらえないか」と言われた時もありました。その時は身内なので、後回しになったのですがダメもとで外してみました。その後メタルフリーのかぶせ物にしたら、手のかゆみが数日でなくなり、今ではすっかり良くなった事例をみて、やはり銀歯はあまり良いものではないものであるという認識が私の中に植え付けられていきました。

なかなか歯科金属アレルギーの詳しい本も少ないですし、勉強会もあまりありませんでした。そこで、歯科金属アレルギーという枠ではなく、生体の反応を診る勉強会に参加し、歯科金属が体に合いにくいということを目の当たりにしました。銀歯(パラジウム)の入っている方の体はやはり硬く、そのパラジウムを外すだけで、かなり体が柔らかくなるということを見てしまいました。これだけ体に良くない物ならば、お口の中の金属なので、唾液と反応して溶けだしているのは確実なので、溶けだした金属イオンが、アレルギーを起こす可能性があるということも、当然かと思います。

きたいま歯科の本格的な金属アレルギー治療への取り組み

歯科金属アレルギーきたいま歯科が本格的に金属アレルギーの治療に取り組み始めたのは、平成24年からなんですが、(しかし、10年以上通院されている方に、昔から先生は銀歯の弊害を熱く語っていましたよ と言われ、本能的には金属の弊害を感じたのかもしれませんね。)
O様が、体中のかゆみを訴えられ、その劇的な症状の回復を目の当たりにしたのをきっかけに、金属アレルギーの治療を本格的に行っていくことになったといっても過言ではありません。

他院にて金歯を入れていただいてから体中に湿疹が現れ、かゆみで2時間おき目が覚めるぐらい苦しんでおられて、当院の金属アレルギーのホームページ(www.kitaima-dc.info)をご覧になり来院されました。他にもたくさん銀歯があったのですが、問診をしていくうちに、金歯の下の土台が原因ではという結論に達しました。

皮膚科にてパッチテストをしても陰性で、アレルギーの原因は歯科金属ではないのではと3件すべての皮膚科にて診断されました。どの皮膚科にても同じ診断、同じお薬を処方されていました。しかし、テレビを見ていても、入浴していても、薬を塗っていてもかゆさはおさまらず、このまま過ごす人生に納得がいかず、ご自分で調べられ、当院に来院されました。

この方は、お話ししていても明るいですし、また、色々なことを調べられているので、こちらの説明も良く分かってくださり、とてもありがたかったです。

おそらく、除去後はよくなるだろうと思っていましたが、生体の反応はどうなるか分かりませんでしたが、軽快して、とてもうれしくなりました。

とても喜んでくださるので、こんなに喜んでもらえるのなら、もっと他に同じ症状で苦しんでみえる方もいると思うので、このような方々に喜んでもらおうと思い本格的に金属アレルギー治療を行っていこうと思いました。

その他にも扁平苔癬という疾患で、頬の粘膜がピリピリと痛く、辛いものや香辛料がとれずに苦しんでみえた方も、お口の中の金属を外して、仮の歯で経過観察後、最終の物に置き換えています。

歯科金属アレルギーまた、手のひらがめくれてしまい、ペンも持てなくなったり、パソコンのキーボードを打つのもしんどかったりされて、皮膚科に通院され、皮膚科の先生に依頼されて当院に通院されている方もみえます。

他にも数名の方が歯科金属アレルギーの可能性があると皮膚科の先生に指摘されて、当院に通院されてみえる方もいらっしゃいます。


歯科金属アレルギー歯科でもお口の中に金属が使われることが多いです。その金属がお口の中の唾液と反応して、溶け出し、お口の中だけでなく、体のあちらこちらに、かゆみや湿疹を起こすことが最近多くなっています。

「まさか、お口の中の金属が溶け出すなんて想像もしなかった」と言われる方がほとんどです。言われる方も金属アレルギーになる前は、溶け出しているなんて夢にも思ってみえなかったばかりです。

体に触れる金属を減らす、体内に入る金属の量を減らす

我々も歯科金属の弊害をお伝えしてはいるのですが、人間病気になって初めて気づくことが多いです。しかし、金属アレルギーが発症してからでは、あまりにお気の毒です。体内に取り込まれた金属が排出されるまではあまりに時間がかかりすぎます。誰に、いつ出るかは分かりません。是非、お口の中に入れるものの特性を良く知って頂いたうえで、選択されることを切望します。

また、金属アレルギーの患者様の中には、「お口の中の金属を外しさえすれば良くなる!」と希望を持ってみえる方もいると思います。もちろん、体に触れる金属と体内に入る金属をできるだけ少なくしていくことが大事なので、体に合わない歯科金属は外すことが非常に大切です。それに加えて、普段口にするものにも少しだけ気を付けてみると、症状が早く改善していくことがあります。

気を付けた方が良い食品&嗜好品は、缶詰食品・水道水・チョコレート・タバコです。 
缶詰の金属が食品や飲料に溶けだしているので、『缶詰食品、缶詰飲料』は摂らない方がよい。また、古くなった配管から鉄などの金属が溶出している可能性があるので、『水道水の流し始めの1分間』は使用しない方がよい。
という論文を読みました。

歯科金属アレルギーまた、『チョコレート』にはニッケル、コバルト、クロム、亜鉛、銅といった金属も含まれているため、控えめにすると体調に変化が出るかもしれません。

そして、『タバコ』の中にもニッケルが含まれているため、やはり喫煙は極力控えたほうが良さそうです。

金属アレルギーは、いわゆる慢性疾患の一つです。
慢性疾患の場合、一つの特定の原因によって発症するのはまれなので、「体に触れる金属を減らす、体内に入る金属の量を減らす」という意識で、トータルバランスで考えていくと良いと思います。

■銀歯を一度に換える事にためらう気持ちがある方へ

本当は銀歯をメタルフリーのセラミック(あるいはゴールド)に換えたいけれど、銀歯がたくさんあるからどうしよう…と迷われている方もいらっしゃると思います。

一度にすべての銀歯をセラミックやゴールドに換える方もみえますが、時間やお金の面などの、いろいろなご都合もあると思います。むし歯になっているところは緊急性が高いので優先的に換えて、後は3ヶ月~半年に1本ずつ、銀歯をセラミック(ゴールド)に換えていくのはいかがでしょうか?いまからでも遅くはないですと、当院ではお話ししております。

その後、定期的にむし歯になっていないか、検診の際に確認していかれると良いと思います。
このようにお話しすると、ホッとされる方もみえて、悩まれている方も多いんだと、痛感しております。

患者様のご希望や状況に応じて、最適と思われる提案をさせていただきますし、 無理にお話を進めることもいたしませんので、どうぞ安心してご相談ください。


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